catch-img

ポスティングの反響率の平均は?業種別の目安と計算方法、反響率を上げる方法

ポスティングの反響率(反応率)は、一般的に0.1〜0.3%程度といわれています。1万枚配布した場合、10〜30件の反響が目安です。

ただし、反響率は業種や商材、配布エリア、チラシの内容によって大きく変わります。平均と比べて一喜一憂するより、自社の反響率を正しく測り、改善していくことが大切です。

この記事では、反響率の計算方法、業種別の目安、黒字になる反響率の出し方、反響の測り方、反響率を上げる方法までを解説します。

目次[非表示]

  1. 1.ポスティングの反響率とは
    1. 1.1.反響率・反応率・閲覧率・コンバージョン率の違い
  2. 2.反響率の計算方法
    1. 2.1.配布枚数ごとの反響数の目安
    2. 2.2.黒字になる反響率の出し方
    3. 2.3.反響率は正確には測りにくい
  3. 3.ポスティングの反響率の平均と業種別の目安
    1. 3.1.平均は0.1〜0.3%程度
    2. 3.2.業種別の反響率の目安
  4. 4.ポスティングの反響を正しく測る方法
    1. 4.1.クーポン・特典をつける
    2. 4.2.チラシ専用の電話番号・QRコードを載せる
    3. 4.3.問い合わせ時に「何を見たか」を聞く
    4. 4.4.配布の記録を残す
  5. 5.ポスティングの反響率が変わる5つの要因
    1. 5.1.ターゲットに合った媒体か
    2. 5.2.チラシの内容とデザイン
    3. 5.3.配布するエリア
    4. 5.4.配布する時期
    5. 5.5.特典があるか
  6. 6.反響率が低いときの見直しポイント
  7. 7.反響率を上げたいならエリアインテグレーションにご相談ください
    1. 7.1.反響率が過去最高を更新した事例
  8. 8.ポスティングの反響率に関するよくある質問
    1. 8.1.Q. 反響率と反応率の違いは?
    2. 8.2.Q. 1万枚配ると、何件くらいの反響がありますか?
    3. 8.3.Q. 反響率0.1%は低いですか?
    4. 8.4.Q. 何回くらい配れば効果が出ますか?
    5. 8.5.Q. ポスティングと新聞折込では、どちらが反響率が高いですか?
  9. 9.まとめ

ポスティングの反響率とは

ポスティングの反響率とは、配布したチラシの枚数に対して、どのくらいの反響があったかを表す割合です。

何を「反響」とするかは、業種や広告の目的によって異なります。

  • 問い合わせ、資料請求、見積もり依頼
  • サービスへの申し込み、商品の予約・注文
  • 店舗への来店、イベントへの来場
  • クーポンの利用

配布前に「何を反響として数えるか」を決めておくと、結果を正しく振り返れます。

反響率・反応率・閲覧率・コンバージョン率の違い

似た言葉がいくつかありますが、測っているものが違います。

言葉

意味

計算式

反響率・反応率

配布枚数のうち、反響(問い合わせ・来店など)があった割合。ほぼ同じ意味で使われます

反響数 ÷ 配布枚数 × 100

閲覧率(開読率)

配布したチラシのうち、実際に読まれた割合

読まれた枚数 ÷ 配布枚数 × 100

コンバージョン率(成約率)

反響のうち、成約・購入に至った割合

成約数 ÷ 反響数 × 100

チラシは「読まれる → 反響する → 成約する」の順に人数が絞られていきます。反響率が低いときは、読まれていないのか(閲覧率の問題)、読まれても行動されないのか(チラシの内容や特典の問題)を分けて考えると、改善点が見えやすくなります。

反響率の計算方法

反響率は、次の式で計算します。

反響率(%)= 反響数 ÷ 配布枚数 × 100

たとえば、10,000枚配布して20件の問い合わせがあった場合、反響率は 20 ÷ 10,000 × 100 = 0.2% です。

配布枚数ごとの反響数の目安

反響率0.1〜0.3%で計算すると、配布枚数ごとの反響数の目安は次のとおりです。

配布枚数

反響数の目安(反響率0.1〜0.3%)

3,000枚

3〜9件

5,000枚

5〜15件

10,000枚

10〜30件

30,000枚

30〜90件

必要な配布枚数の決め方は、ポスティングに必要な枚数の記事で解説しています。

黒字になる反響率の出し方

反響率は「高いか低いか」より、「元が取れているか」で判断することが大切です。黒字になるために必要な反響率は、次の手順で計算できます。

  1. ポスティングにかかった費用を出す(配布費+印刷費+デザイン費)
  2. 反響1件あたりの利益を決める(客単価 × 成約率 × 利益率 など)
  3. 必要な反響数 = 1 ÷ 2
  4. 必要な反響率 = 必要な反響数 ÷ 配布枚数 × 100

【計算例】

  • 東京都でA4チラシを1万枚配布:配布費40,000円
  • 反響1件あたりの利益:5,000円(仮)
  • 必要な反響数は 40,000円 ÷ 5,000円 = 8件
  • 必要な反響率は 8 ÷ 10,000 × 100 = 0.08%

この場合、反響率が0.08%を超えれば、配布費の元が取れる計算です。実際には印刷費やデザイン費も加えて計算してください。

反響率は正確には測りにくい

ポスティングの反響率は、正確に測るのが難しい指標です。たとえば、チラシを配った後に電話が増えても、その人がチラシを見て電話したのかは分かりません。

そのため、後で紹介する方法で「チラシ経由の反響」を見分けられるようにしておくことが大切です。

ポスティングの反響率の平均と業種別の目安

平均は0.1〜0.3%程度

ポスティングの反響率は、一般的に0.1〜0.3%程度といわれています。

ただし、何を反響とするかが企業によって違うため、この数字はあくまで目安です。来店やクーポン利用のように行動のハードルが低いものを反響とすれば高く、成約を反響とすれば低くなります。

業種別の反響率の目安

反響率は業種によって大きく異なります。一般的に、価格が高く、購入までに時間がかかる商材ほど反響率は低くなります。

業種

反響率の目安

反響として数えるものの例

飲食店

0.3〜0.5%

来店・クーポン利用・デリバリー注文

サービス業(エステ・フィットネスなど)

0.1〜0.3%

体験・見学の申し込み

医療・福祉

0.2%程度

問い合わせ・来院

学習塾

0.01〜0.05%

体験授業・説明会の申し込み

不動産

0.01〜0.03%

内覧・見学会への来場

同じ業種でも、時期によって反響は変わります。学習塾なら新学期や長期休みの前、不動産なら引っ越しが増える時期など、需要が高まる時期の少し前に配ると反響が出やすくなります。

業種別のポスティングについては、飲食店・学習塾・不動産の記事でも詳しく解説しています。

ポスティングの反響を正しく測る方法

反響率を改善するには、まず「どの反響がチラシから来たのか」を見分けられるようにすることが大切です。チラシに次のような仕掛けを入れておきましょう。

クーポン・特典をつける

「チラシ持参で10%オフ」など、チラシを持ってきた人だけが使える特典をつけると、回収した枚数がそのまま反響数になります。利用期限を書いておくと、後回しにされにくくなり、反響率そのものも上がります。

チラシ専用の電話番号・QRコードを載せる

チラシにだけ載せる電話番号や、チラシ専用のQRコードを用意すると、チラシ経由の問い合わせを数えられます。QRコードの読み取り先は、ホームページのトップではなくチラシ専用のページにしておくと、アクセス数で反応を測れます。

問い合わせ時に「何を見たか」を聞く

電話や来店の際に「何をご覧になりましたか?」と一言聞くだけでも、チラシ経由かどうかが分かります。申し込みフォームに「きっかけ」を選ぶ欄を設けるのも効果的です。

配布の記録を残す

配布日、配布エリア、枚数、チラシの内容、反響数を毎回記録しておきましょう。エリア別・チラシ別に反響を比べられるようになり、次回の改善点がはっきりします。

ポスティングの反響率が変わる5つの要因

冊子

反響率は、主に次の5つで変わります。

ターゲットに合った媒体か

ターゲットの年代によって、届きやすい媒体は違います。新聞を読む人が多い60歳以上なら新聞折込、スマートフォン中心の10〜20代ならデジタル広告が向いています。ポスティングは、新聞を取っていない世帯にも直接届けられるのが強みです。

チラシの内容とデザイン

商品の説明だけでなく、受け取った人にとってのお得な情報や役立つ情報が入っているかが重要です。他のチラシに埋もれないよう、形や加工を工夫するのも一つの方法です。

配布するエリア

ターゲットが多く住んでいるエリアに配っているかで、反響は大きく変わります。地図上は近くても、線路や川があって実際には行きにくい場所もあるため、エリアの特性を調べてから選びましょう。

配布する時期

商品やサービスの需要が高まる少し前に配ると、反響が出やすくなります。学習塾ならテスト前や長期休みの前が典型例です。

特典があるか

クーポンや期間限定の特典があると、「今行動する理由」が生まれ、反響率が上がりやすくなります。

反響率が低いときの見直しポイント

マップ

反響率が思うように上がらないときは、次の表で原因と対策を確認してみましょう。

よくある原因

対策

なんとなくエリアを選んでいる

ターゲットが多く住むエリアを調べて選び直す。前回の反響をエリア別に比べる

配布先の条件が合っていない

戸建のみ・集合住宅のみなどのセグメント配布を検討する(逆にローラー配布が向く商材もある)

チラシがターゲットに合っていない

ターゲットのニーズを洗い出し、色・写真・言葉を合わせる。問い合わせ先を一目で分かる位置に

行動するきっかけがない

期限つきのクーポン・特典をつける

1回しか配っていない

同じエリアに繰り返し配り、認知を積み上げる。頻度は商材に合わせる(日用品は週1回、不動産は数か月に1回など)

配ったまま振り返っていない

配布の記録と反響数を残し、毎回比べる

費用と利益を比べていない

「黒字になる反響率」を計算し、目標を決める

反響率を上げたいならエリアインテグレーションにご相談ください

エリアインテグレーションは、エリアマーケティングを総合的に支援する有限責任事業組合です。独自開発のGIS「BEAM」でターゲットが多く住むエリアを分析し、配布エリアの選定から配布までをご支援します。ポスティングの料金は料金ページで公開しています。

反響率が過去最高を更新した事例

住宅メーカー様の現場見学会のチラシで、会場から自転車で来られる範囲に絞ったポスティングプランを立案しました。GIS(地図情報システム)でターゲット層が多いエリアを選び、エリアごとに配布方法を変えたことで、見学会への来場反響率が過去最高を何度も更新しました。

配布エリアの選定や反響の振り返りにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

ポスティングの反響率に関するよくある質問

Q. 反響率と反応率の違いは?

どちらも「配布枚数に対する反響の割合」を指し、ほぼ同じ意味で使われます。

Q. 1万枚配ると、何件くらいの反響がありますか?

反響率0.1〜0.3%で計算すると、10〜30件が目安です。ただし、業種や何を反響とするかによって大きく変わります。

Q. 反響率0.1%は低いですか?

一般的な目安の範囲内です。ただし、高いか低いかは業種や商材によって異なります。大切なのは、かけた費用に対して利益が出ているかどうかです。「黒字になる反響率の出し方」で計算してみてください。

Q. 何回くらい配れば効果が出ますか?

1回で判断せず、同じエリアに複数回配って比べるのがおすすめです。頻度は商材によって異なり、日常的に買うものは高い頻度、不動産のように頻繁に買わないものは数か月に1回程度が目安です。

Q. ポスティングと新聞折込では、どちらが反響率が高いですか?

ターゲットによって異なります。新聞を購読している60歳以上が中心なら新聞折込、新聞を取っていない世帯も含めて届けたいならポスティングが向いています。両者の違いは比較記事で詳しく解説しています。

まとめ

ポスティングの反響率は、一般的に0.1〜0.3%程度で、1万枚配ると10〜30件の反響が目安です。ただし、業種によって0.01%台から0.5%程度まで幅があり、何を反響とするかによっても変わります。

平均と比べるより、「黒字になる反響率」を計算して目標を決め、クーポンや専用の電話番号などで反響を正しく測ることが大切です。そのうえで、配布エリア・チラシの内容・配布時期を見直していけば、反響率は着実に上げられます。

配布エリアの選定や効果の振り返りにお悩みの方は、ぜひエリアインテグレーションにご相談ください。

エリアインテグレーション窓口担当
エリアインテグレーション窓口担当
有限責任事業組合エリアインテグレーションの窓口担当です。 エリアマーケティングの最適化・提案を行います。まずはなんでもご連絡ください!
認証マーク

登録証番号:JQA-IM1992

ページトップへ戻る