
ポスティングチラシのデザイン10のコツ|反響が出るチラシの作り方と入稿前のチェックリスト
ポスティングチラシは、郵便受けからほかの郵便物と一緒に取り出され、数秒で「読むか、捨てるか」が決まります。反響を上げるデザインのポイントは、次の3つです。
表面には、誰に何を伝えるかを1つに絞り、キャッチコピーと写真を大きく載せる
裏面には、地図・営業時間・料金など、行動するのに必要な情報をまとめる
電話・QRコード・来店など、取ってほしい行動を1つ決めて目立たせる
この記事では、ポスティングチラシのデザインの10のコツ、作り方の手順、自作と外注の比べ方、ポスティングならではの注意点、入稿前のチェックリストを解説します。
目次[非表示]
- 1.ポスティングチラシのデザイン10のコツ
- 1.1.誰に何を伝えるかを1つに絞る
- 1.2.郵便受けから取り出した数秒で伝わる表面にする
- 1.3.キャッチコピーは「読み手の得」を短く書く
- 1.4.視線の流れに沿って配置する
- 1.5.写真やイラストで、商品・お店の様子を伝える
- 1.6.色は3色程度に絞る
- 1.7.文字は大きく、情報を詰め込みすぎない
- 1.8.表面で興味を引き、裏面に詳しい情報をまとめる
- 1.9.取ってほしい行動を1つ決めて、目立たせる
- 1.10.捨てられずに取っておいてもらえる工夫をする
- 2.ポスティングチラシの作り方の手順
- 3.チラシを作る3つの方法
- 4.ポスティングならではの注意点
- 4.1.サイズはA4かB5が基本
- 4.2.紙の厚さで配布料金が変わることがある
- 4.3.ほかのチラシと一緒に届くことを前提にする
- 4.4.広告の表示ルールを守る
- 5.入稿前のチェックリスト
- 6.反響を測って、次のデザインに生かす
- 7.ポスティングチラシの配布ならエリアインテグレーションへ
- 8.ポスティングチラシのデザインに関するよくある質問
- 9.まとめ
ポスティングチラシのデザイン10のコツ

ポスティングチラシは、新聞折込のように新聞と一緒に読まれるのではなく、郵便受けの中のほかの郵便物やチラシと一緒に取り出されます。そのため、手に取った瞬間に「自分に関係がある」と思ってもらえるかどうかが、反響を大きく左右します。
誰に何を伝えるかを1つに絞る
チラシの基本は「ワンメッセージ・ワンビジュアル」です。新規オープンのお知らせ、キャンペーン、新しいサービスの紹介など、伝えたいことが複数あっても、1枚のチラシで一番伝えたいことは1つに絞りましょう。
あわせて、誰に向けたチラシなのかを決めます。「近所の子育て世帯」「60代以上の夫婦」など、具体的に決めるほど、キャッチコピー・写真・文字の大きさを選びやすくなります。
チラシの例 | 誰に | 一番伝えたいこと |
|---|---|---|
飲食店の新規オープン | 店の近くに住む家族連れ | オープン日と、初回の特典 |
学習塾の春期講習 | 小中学生の子どもがいる家庭 | 講習の日程と、無料体験の申し込み方法 |
不動産の売却相談 | 築年数のたった戸建てに住む世帯 | 無料査定と、近くの売却実績 |
郵便受けから取り出した数秒で伝わる表面にする
受け取った人は、表面を数秒見て読むかどうかを決めます。表面の上半分に、キャッチコピーと一番見せたい写真を大きく配置しましょう。郵便受けから半分だけ見えた状態や、ほかのチラシと重なった状態でも、何のチラシか分かるのが理想です。
A4を超えるチラシを折って配る場合は、折った状態で外側になる面が「表面」になります。折ったときに見える面に、キャッチコピーが来るようにデザインしましょう。
キャッチコピーは「読み手の得」を短く書く
キャッチコピーは、会社やお店が言いたいことではなく、読み手が得られることを書きます。たとえば「○○店オープン」より、「歩いて5分の場所に、夜10時まで開いている整体院ができました」のほうが、近所の人には自分ごととして伝わります。
一目で読めるよう、短く言い切るのがコツです。数字(「徒歩5分」「初回500円」など)を入れると、具体的に伝わります。
視線の流れに沿って配置する
横書きのチラシでは、視線は左上から右上、左下、右下へと「Z」の形に動くのが一般的です。左上にキャッチコピー、右上から中央に写真、右下に問い合わせ先や地図を置くと、自然な流れで最後まで読んでもらえます。
写真やイラストで、商品・お店の様子を伝える
文字だけのチラシは、内容をイメージしにくく、読み飛ばされがちです。飲食店なら料理や店内、住宅なら外観や間取り、教室なら授業の様子など、読み手が利用したときの様子を想像できる写真を使いましょう。
暗い写真や画質の粗い写真は、かえって印象を下げます。スマートフォンで撮る場合も、明るい場所で撮影しましょう。写真が用意できない場合は、イラストで「悩んでいる人」や「利用している場面」を描く方法もあります。
色は3色程度に絞る
ポスティングのチラシは、たくさんのチラシの中で目に留まるよう、カラー印刷が基本です。ただし、色を使いすぎると雑然とした印象になります。メインの色・アクセントの色・文字の色の3色程度に絞り、お店や会社のイメージカラーがあれば、それを使いましょう。毎回同じ色の組み合わせにすると、何度か配るうちに覚えてもらいやすくなります。
白黒印刷とカラー印刷の違いは、ポスティングチラシのサイズの記事で解説しています。
文字は大きく、情報を詰め込みすぎない
文字が小さく詰まったチラシは、それだけで読む気をなくされてしまいます。伝えたい内容は3つ程度に絞り、余白を残しましょう。高齢の方に向けたチラシでは、本文の文字をさらに大きくするのがおすすめです。
表面で興味を引き、裏面に詳しい情報をまとめる
両面印刷にする場合は、表と裏で役割を分けます。
表面:キャッチコピー、メインの写真、特典
裏面:サービスや商品の詳しい説明、料金、営業時間・定休日、地図、問い合わせ先
表面で興味を持った人が、裏返したときに「行くには・頼むには、どうすればいいか」がすぐ分かる構成にしましょう。
取ってほしい行動を1つ決めて、目立たせる
チラシを見た人に、電話してほしいのか、Webで予約してほしいのか、来店してほしいのかを1つ決め、その方法を目立たせます。
電話:電話番号を大きく、受付時間も添える
Web:QRコードを大きめに載せ、読み取った先のページも用意しておく
来店:住所・地図・目印・駐車場の有無を載せる
「○月○日まで」「チラシ持参で○○」のように期限や特典を付けると、行動のきっかけになります。
捨てられずに取っておいてもらえる工夫をする
ポスティングチラシは家に残るのが強みです。すぐに利用しない人にも取っておいてもらえるよう、切り取って使えるクーポン、有効期限の長い特典、冷蔵庫に貼っておける営業日カレンダーなどを入れる方法があります。
ポスティングチラシの作り方の手順
ポスティングチラシは、次の5つの手順で作ります。
手順 | やること |
|---|---|
1. 目的と相手を決める | 新規客を増やすのか、イベントに来てほしいのかなどの目的と、誰に届けるかを決める |
2. 載せる内容を整理する | 一番伝えたいこと、特典、料金、地図、問い合わせ先などを書き出し、優先順位を付ける |
3. サイズと配る枚数を決める | |
4. デザインを作る | 自社で作るか、外部に頼むかを決め、ラフ(手書きの下書き)から仕上げる |
5. 入稿・印刷・納品 | 下のチェックリストで確認してから印刷し、配布業者が指定する場所に納品する |
配る時期が決まっている場合は、印刷と納品にかかる日数を考えて、早めに準備を始めましょう。
チラシを作る3つの方法

方法 | 向いている場合 | 注意点 |
|---|---|---|
自社で作る(チラシ作成ツール・テンプレートを使う) | 費用をかけずに、早く何度も作りたい | 仕上がりが担当者のスキルに左右される。印刷に向いたデータ形式で書き出せるか確認する |
クラウドソーシングで依頼する | 費用を抑えつつ、プロに頼みたい | デザイナーによって品質や対応がまちまち。修正の回数や納期を最初に決めておく |
デザイン会社・印刷会社に依頼する | 品質を安定させたい、ブランドのイメージを大切にしたい | 費用は高くなりやすい。写真・原稿など、載せる素材は自社で用意する必要がある |
外部に頼む場合も、「誰に何を伝えたいか」「載せる情報と優先順位」「使う写真」は自社で用意しておくと、やり取りが少なく済み、イメージどおりの仕上がりになりやすくなります。
デザイン費・印刷費を含めたポスティングの総額は、ポスティングの費用相場の記事で解説しています。
ポスティングならではの注意点
サイズはA4かB5が基本
一般的な郵便受けの投函口には、A4までなら折らずに入ります。そのため、ポスティングチラシはA4かB5が主流です。A4を超えるチラシは、A4以下に折った状態で納品する必要があり、折り加工の費用もかかります。
目的別のサイズの選び方は、ポスティングチラシのサイズの記事で詳しく解説しています。寸法の一覧は、チラシのサイズ一覧の記事をご覧ください。
紙の厚さで配布料金が変わることがある
厚い紙は高級感が出ますが、ポスティングでは厚紙(コート四六135kg相当以上)だと配布料金が変わる場合があります。厚紙の基準は地域によっても違うため、厚い紙を使いたい場合は、見積もりのときに伝えておきましょう。
ほかのチラシと一緒に届くことを前提にする
ポスティングでは、ほかの会社のチラシと一緒に配る「併配」を選ぶと費用を抑えられます。その場合、郵便受けにはほかのチラシも同時に届きます。並んだときに埋もれないよう、色やキャッチコピーで目立たせる工夫が大切です。
広告の表示ルールを守る
チラシも広告なので、表示のルールを守る必要があります。
実際より著しく良く見せる表現や、根拠のない「地域No.1」などの表示は、景品表示法で禁止されています
一般のお客様向けに料金を載せる場合は、消費税を含めた総額を表示します
また、発行元(会社名・店名)と連絡先は必ず載せましょう。誰が配ったチラシか分かると、受け取った人の安心にもつながります。
入稿前のチェックリスト
印刷してから誤りに気づくと、刷り直しの費用と時間がかかります。入稿の前に、次の点を確認しましょう。
確認すること | 内容 |
|---|---|
文字 | 誤字・脱字、店名や商品名の表記 |
連絡先 | 電話番号・URLが正しいか。QRコードを実際に読み取って、目的のページが開くか |
日付 | 日付と曜日が合っているか。特典の有効期限 |
料金 | 税込の総額で書いているか。特典の条件 |
地図 | 住所・目印・駐車場の情報が正しいか |
写真 | 使ってよい写真か(人物の写真は本人の了承を得ているか) |
印刷データ | 印刷会社の入稿ルール(塗り足し、画像の解像度、色の形式など)に合っているか |
反響を測って、次のデザインに生かす
チラシのデザインは、一度で完成させるものではありません。反響を測り、次のチラシで改善していきましょう。
問い合わせのときに「何を見たか」を聞く
配るエリアごとにQRコードを分け、どの地域で反応があったかを見る
キャッチコピーや写真を変えた2種類のチラシを作り、反響を比べる
ポスティングの反響率は0.1〜0.3%程度が目安です。1万枚配って10〜30件の反響が一つの基準になります。
業種別の反響率は、ポスティングの反響率の記事で詳しく解説しています。
ポスティングチラシの配布ならエリアインテグレーションへ
エリアインテグレーションは、全国47都道府県でポスティングを手配しています。
印刷の手配も可能:チラシの印刷の手配も承ります。デザインは内容によって、印刷会社などと連携して対応できる場合がありますので、ご相談ください
データをもとにエリアをご提案:チラシを届けたい相手が多く住むエリアと配布方法をご提案します
全国47都道府県に対応:全国140社以上の配布会社と提携し、約3,260万世帯に配布できます
二次受け・孫請けを使いません:提携した配布会社に直接ご依頼するため、指示の食い違いや余計な中間コストを防げます
配布禁止の建物には配りません:配布禁止リストを各社と共有し、全国で統一したルールで配布します
料金を公開:A4以下のチラシで1枚3.5円〜(税抜)。最低ロットは3,000枚です
チラシのデザインが決まっていない段階でのご相談も、お気軽にどうぞ。
ポスティングチラシのデザインに関するよくある質問
Q. A4とB5は、どちらがいいですか?
伝えたい情報が多い場合や、目立たせたい場合はA4、手に取りやすさや保存のしやすさを重視するならB5がおすすめです。どちらも郵便受けに折らずに入ります。
詳しくは、ポスティングチラシのサイズの記事をご覧ください。
Q. 片面と両面、どちらがいいですか?
載せたい情報が多い場合は両面がおすすめです。表面で興味を引き、裏面に地図・料金・問い合わせ先などの詳しい情報をまとめると、読みやすくなります。情報が少なければ、片面で一つのメッセージに絞るのも効果的です。
Q. 自分で作ったチラシでも反響はありますか?
あります。大切なのは、誰に何を伝えるかが一目で分かることと、次に取ってほしい行動がはっきりしていることです。チラシ作成ツールのテンプレートを使う場合も、この記事のコツと入稿前のチェックリストを確認しましょう。
Q. チラシのデザインや印刷も頼めますか?
エリアインテグレーションでは、チラシの印刷の手配を承ります。デザインは内容によって、印刷会社などと連携して対応できる場合があります。配布とあわせてご相談ください。
まとめ
ポスティングチラシは、郵便受けから取り出した数秒で読むかどうかが決まります。表面には誰に何を伝えるかを1つに絞ってキャッチコピーと写真を大きく載せ、裏面に行動するのに必要な情報をまとめましょう。
作るときは、目的と相手を決め、載せる内容を整理してからデザインに入ると、自社で作る場合も外部に頼む場合も、仕上がりが安定します。入稿前のチェックリストで誤りを防ぎ、配った後は反響を測って次のチラシに生かしましょう。
エリアインテグレーションでは、チラシの印刷の手配から、データをもとにしたエリアのご提案、配布まで対応しています。お気軽にご相談ください。




